28卒向けの夏インターン情報を見始めると、「オープン・カンパニー」「仕事体験」「インターンシップ」など、似た言葉がたくさん出てきて迷いやすいですよね。
- オープン・カンパニー、仕事体験、インターンシップの違いがわかる
- 1day仕事体験がインターンシップに当たるのか判断しやすくなる
- 28卒が夏インターンを選ぶときに募集要項で見るべきポイントがわかる
こんな方におすすめの記事です
- 28卒で、これから夏インターンを探し始める方
- オープン・カンパニーと仕事体験の違いがよくわからない方
- 採用に関係するインターンがどれなのか気になっている方
本記事では、28卒インターンの種類を、オープン・カンパニー、仕事体験、タイプ3のインターンシップなどに分けてわかりやすく解説します。(制度の細かい話が苦手でも大丈夫です!)
注:企業によってプログラム名の付け方は異なります。「インターン」「仕事体験」「オープン・カンパニー」と書かれていても、内容や選考との関係は募集要項で必ず確認してください。
28卒がまず押さえたいインターンの種類と選び方
28卒が夏インターンを選ぶときに大切なのは、プログラムの「名前」だけで判断しないことです。
同じように見える募集でも、内容は企業説明が中心のもの、グループワークがあるもの、実際の仕事に近い就業体験を行うものなどに分かれます。まずは、どの名称かよりも、募集ページに書かれている中身を見ることが大切です。
結論は「名前」より「中身」を見ること
たとえば、「1day仕事体験」と書かれているからといって、必ずしも制度上のインターンシップに当たるとは限りません。一方で、1日開催でも、業界理解や企業理解の入口としては十分役立つ場合があります。
反対に、「インターンシップ」と書かれている場合でも、実施日数や就業体験の有無、フィードバックの内容、学生情報の扱いなどを確認しないと、自分の目的に合っているかは判断できません。
見るべきポイントは就業体験・日数・対象学年・学生情報の扱い
募集ページを見るときは、次の項目を確認しましょう。
インターン募集ページでまず見るポイント
- 就業体験があるか
- 実施日数は1日、2〜4日、5日以上、2週間以上のどれか
- 対象学年が28卒向けか
- 社員からのフィードバックがあるか
- 参加者情報を採用活動に活用する旨が書かれているか
- 選考の有無や、参加後の案内があるか
夏インターン準備全体の流れを先に確認したい場合は、28卒の夏インターン準備全体の流れも参考にしてください。
夏インターンは内定直結ではなく、比較材料を集める機会
夏インターンに参加すると、企業理解が深まったり、その後の案内を受け取れたりすることがあります。ただし、「参加すれば内定に直結する」と考えるのは避けましょう。
文部科学省・厚生労働省・経済産業省による三省合意では、学生のキャリア形成支援に係る取組が4類型に整理されています。そのうち一定基準を満たすタイプ3のインターンシップでは、取得した学生情報を広報活動や採用選考活動開始後に使えるとされています。詳しくは厚生労働省掲載の三省合意資料でも確認できます。
28卒の就活全体の時期感も押さえたい場合は、28卒の就活準備を4月から始める流れもあわせて確認しておくと、夏インターンの位置づけが見えやすくなります。
オープン・カンパニー、キャリア教育、インターンシップの違い
インターン関連のプログラムは、三省合意で大きく4つに整理されています。細かい制度名を丸暗記する必要はありませんが、28卒が募集ページを見るときは、この違いをざっくり知っておくと判断しやすくなります。
4類型をざっくり表で整理する
まずは、4類型を学生目線で整理すると次のようになります。
| 類型 | 主な呼び方 | 内容のイメージ | 28卒が見るポイント |
|---|---|---|---|
| タイプ1 | オープン・カンパニー | 企業説明、業界説明、職場紹介など | 業界研究や企業比較に使いやすい |
| タイプ2 | キャリア教育 | 働き方やキャリアを考える教育的なプログラム | 自己理解や職業観を広げたい人向け |
| タイプ3 | 汎用的能力・専門活用型インターンシップ | 一定期間の就業体験を伴うプログラム | 日数、就業体験、フィードバック、情報活用を確認 |
| タイプ4 | 高度専門型インターンシップ | 大学院生などを想定した高度専門型の取組 | 一般的な夏インターン選びでは概要理解で十分 |
文部科学省の資料では、タイプ3とタイプ4が「インターンシップ」と整理されています。より詳しい制度説明は、文部科学省の学生のキャリア形成支援活動に関する資料で確認できます。
タイプ1・2は情報収集やキャリア理解が中心
タイプ1のオープン・カンパニーは、企業や業界を知るための入口として使いやすいプログラムです。会社説明、社員座談会、職場紹介、短時間のセミナーなどが中心になることがあります。
タイプ2のキャリア教育は、特定企業の選考対策というより、働き方や職業観を広げるための取組です。まだ志望業界が定まっていない段階では、こうしたプログラムも十分に意味があります。
タイプ3・4は就業体験を伴うインターンシップ
タイプ3は、就業体験を伴うインターンシップです。汎用的能力活用型では5日間以上、専門活用型では2週間以上などの基準が示されています。
ただし、学生側が大切にしたいのは「タイプ3という言葉を見つけること」だけではありません。実際には、募集ページに書かれた実施日数、業務内容、社員の関与、フィードバック、学生情報の扱いを見て、自分の目的に合うかを判断することが重要です。
1day仕事体験はインターン?名称で迷ったときの見分け方
28卒向けの募集を見ていると、「1day仕事体験」「1日仕事体験」「オープン・カンパニー&キャリア教育等」など、さまざまな表記があります。ここで迷いやすいのが、「1day仕事体験はインターンなのか」という点です。
1dayだから悪いわけではないが、タイプ3とは限らない
1day仕事体験は、短時間で企業や仕事の雰囲気を知れる点がメリットです。志望業界がまだ広い段階では、複数社を比較する入口として役立ちます。
ただし、1日開催の場合、タイプ3のインターンシップ基準を満たすとは限りません。タイプ3では、就業体験や実施期間、指導・フィードバック、情報開示などの要件が関係します。
⚠️ 「1day=意味がない」と決めつけない
1day仕事体験は、制度上のインターンシップとは限らない場合があります。ただし、企業理解、社員の雰囲気の確認、業界比較には役立つことがあります。目的に合っているかで判断しましょう。
「仕事体験」と書かれていても内容を確認する
「仕事体験」と書かれていても、内容は企業によって異なります。グループワーク中心の場合もあれば、職場見学や社員座談会に近い場合もあります。
確認したいのは、実際の仕事に近い体験があるか、社員からのフィードバックがあるか、どの職種の理解につながるかです。募集ページの「プログラム内容」「体験できる仕事」「フィードバック」「実施日数」を見ましょう。
説明中心ならオープン・カンパニー寄り、実務体験中心なら仕事理解に向く
企業説明や社員座談会が中心なら、オープン・カンパニー寄りの使い方ができます。広く企業を知りたい段階では向いています。
一方で、実務に近いワーク、職種別の課題、社員からのフィードバックがある場合は、仕事内容を具体的に理解する機会になります。自分に向いている仕事かどうかを考えたい人は、こうした内容を優先して見るとよいでしょう。
採用選考との関係を見るならタイプ3の条件を確認する
「採用に関係するインターンはどれ?」と気になる人は、タイプ3の条件と、募集要項に書かれている学生情報の扱いを確認しましょう。
一定基準を満たすタイプ3では学生情報が活用される場合がある
三省合意の見直しにより、一定基準を満たすタイプ3のインターンシップで取得した学生情報は、広報活動開始後や採用選考活動開始後に活用できるとされています。
ここでいう学生情報とは、参加時の評価や提出情報などが含まれる可能性があります。ただし、どの情報をどのように扱うかは企業の募集要項や案内によって異なるため、必ず個別に確認しましょう。
ただし「参加すれば内定」ではない
タイプ3のインターンシップに参加したからといって、内定が保証されるわけではありません。文部科学省の資料でも、キャリア形成支援の取組は採用活動そのものではないと整理されています。
また、採用選考に進む場合は、企業が定める時期や方法に沿って、改めてエントリーや選考を受ける必要があります。
募集要項に「学生情報の活用」や「選考との関係」が書かれているかを見る
採用との関係が気になる場合は、募集ページで次の表現を確認しましょう。
確認したい記載
参加者情報の扱い、参加後の案内、選考フロー、早期案内、フィードバック、参加者特典など。
注意したい見方
「採用に関係しそう」と感じても、内定や選考通過を保証するものではありません。必ず募集要項の表現を確認しましょう。
学生情報の扱いは制度上の重要なポイントです。JASSO掲載の資料でも、4類型や学生情報活用に関する説明がまとめられています。詳細を確認したい場合は、JASSO掲載の文部科学省資料を参照してください。
夏休みに参加するなら目的別に組み合わせる
28卒の夏休みは、すべてを完璧にこなそうとするより、自分の目的に合わせて参加先を組み合わせることが大切です。
業界を広く知りたい人はオープン・カンパニーから始める
まだ志望業界が決まっていない人は、オープン・カンパニーを活用しやすいです。短時間で企業や業界の雰囲気を知れるため、比較材料を増やすのに向いています。
複数の業界を見ておくと、「思っていたより興味がある」「説明を聞いたら合わないかもしれない」といった気づきが得られます。
仕事内容を試したい人は仕事体験・就業体験ありを選ぶ
ある程度興味のある業界や職種が見えてきたら、仕事体験や就業体験のあるプログラムを選びましょう。
見るべきポイントは、体験できる仕事の具体性です。「営業職の提案ワーク」「企画職の課題解決ワーク」「エンジニア職の開発体験」など、職種ごとのイメージがつかめる内容かを確認します。
志望度が高い企業は日数・選考有無・参加後の案内も確認する
志望度が高い企業の場合は、単に参加できるかだけでなく、実施日数、選考の有無、参加後の案内、フィードバック、学生情報の扱いまで確認しましょう。
就活イベントをWEBで受けるか対面で受けるか迷う場合は、WEBと対面イベントの選び方も参考になります。
エントリー前に募集要項で確認したいチェックリスト
最後に、28卒がインターンや仕事体験へエントリーする前に確認したい項目を整理します。迷ったときは、このチェックリストを見ながら募集ページを読みましょう。
基本項目は「対象・日数・形式・内容・選考有無」
まず確認したいのは、参加できる条件とプログラムの中身です。
エントリー前の基本チェック
- 対象学年は28卒向けか
- 実施日数は何日か
- 開催形式はWEB、対面、ハイブリッドのどれか
- 実施内容は説明中心か、仕事体験中心か
- 選考ありか、先着順か、抽選か
- 事前課題や提出物があるか
採用との関係は「情報活用」「参加者特典」「選考フロー」を見る
採用との関係が気になる場合は、次の記載を確認します。
- インターンで取得した学生情報を採用活動に活用する旨があるか
- 参加者限定の案内やイベントがあるか
- 本選考や早期選考への案内があるか
- 参加後のフィードバックや評価に関する説明があるか
ただし、こうした記載があっても、内定や選考通過が約束されるわけではありません。気になる場合は、企業の公式募集ページや案内文を確認しましょう。
迷ったら「参加後に何を判断できるか」で選ぶ
どれに応募するか迷ったときは、「参加後に自分が何を判断できるか」で考えると選びやすくなります。
28卒向けの就活サイトでは、実施形式、日数、フィードバック、選考有無などでプログラムを探せる場合があります。たとえば、マイナビ2028やONE CAREERの28年卒向けインターン一覧でも、28卒向けの募集情報を確認できます。
よくある質問(FAQ)
1day仕事体験はインターンシップですか?
名称だけでは判断できません。1day仕事体験は、企業理解や仕事理解には役立つ場合がありますが、タイプ3の基準を満たすインターンシップとは限りません。就業体験の有無、実施日数、フィードバック、学生情報の扱いを募集要項で確認しましょう。
オープン・カンパニーだけ参加しても意味はありますか?
意味はあります。特に、まだ志望業界が定まっていない28卒にとっては、企業や業界を広く知る入口になります。複数社を比較して、自分が興味を持てる業界や働き方を見つける材料にできます。
タイプ3のインターンに参加すれば内定に近づきますか?
一定基準を満たすタイプ3のインターンシップでは、取得した学生情報が広報活動や採用選考活動開始後に活用される場合があります。ただし、参加すれば内定に直結するわけではありません。採用選考に進む場合は、企業の案内に従って改めてエントリーする必要があります。
募集ページにタイプ1〜4が書かれていない場合はどう見ればいいですか?
タイプ名が書かれていない場合は、就業体験の有無、実施日数、対象学年、社員からのフィードバック、学生情報の活用、選考との関係を確認しましょう。名称よりも、実際の内容で判断することが大切です。
夏休みはどのタイプを選べばいいですか?
業界を広く知りたいならオープン・カンパニー、仕事内容を試したいなら仕事体験や就業体験ありのプログラム、志望度が高い企業なら日数や選考有無、学生情報の扱いまで確認できるプログラムを選ぶとよいでしょう。
まとめ:28卒インターンの種類は「名前」より「中身」で選ぼう
この記事では、28卒向けにインターン関連プログラムの種類と、夏インターン選びで見るべきポイントを解説しました。
- オープン・カンパニーは企業や業界を知る入口:まだ志望業界が決まっていない人の比較材料づくりに向いています。
- 1day仕事体験はインターンシップとは限らない:ただし、仕事理解や企業理解には役立つ場合があります。
- 採用との関係を見るならタイプ3の条件を確認する:就業体験、実施日数、フィードバック、学生情報の扱いを見ましょう。
- 内定直結と決めつけない:参加後の案内があっても、採用選考には改めてエントリーが必要な場合があります。
- 募集要項を読む力が大切:名称ではなく、対象、日数、内容、選考有無、情報活用を確認しましょう。
28卒の夏インターン選びは、最初から正解を一つに絞る必要はありません。業界を知る、仕事内容を試す、志望企業を深く見るというように、目的ごとにプログラムを使い分けていきましょう。
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内訳
| 項目 | 金額(年間) |
|---|---|
| 基本給 | 0万円 |
| 賞与 | 0万円 |
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